英国公認のSTOとなるか? TokenMarketのSTO

TokenMarketがSTOを発表

 

英国のグローバル投資プラットフォームサービスを提供している TokenMarketは、1千万ポンド(14億円)をSTOで調達すると発表しました。

 

TokenMarketとサンドボックス

TokenMarketは、英国でデジタル化証券のプラットフォームを提供する新興企業です。
TokenMarketが提供するデジタルプラットフォームは、セキュリティ・トークン・オファリング(STO)のプラットフォームとしての役割も持ち、企業がSTによる資金調達を行うこともできます。また、同プラットフォームでは、発行されたSTに対する投資家の売買も行われます。デジタル・トークン、あるいはSTの証券取引所のような機能を提供するプラットフォームと言い換える事が出来ます。

同社は、18年7月にFCAのサンドボックスが適用されたことで一躍有名になりました。

FCA (英国金融行動監視機構:Financial Conduct Authority)は英国の金融を規制する機関であり、金融の各種規制に対して強い権限を持ちます。2018年7月FCAは、TokenMarketをレギュラトリー・サンドボックスの一員に加えると発表しました。

FCAは英国の金融を規制する機関であり、金融の各種規制に対して強い権限を持ちます。2018年7月FCAは、TokenMarketをレギュラトリー・サンドボックスの一員に加えると発表しました。

レギュラトリー・サンドボックスとは、「規制の砂場」とも呼ばれ、英国においてフィンテックのイノベーションや競争促進を目的とした「プロジェクト・イノベート(Project Innovate)」の施策の一つで、革新的な商品・サービス等の育成に向け、政府が事業者に対して、現行法を即時適用することなく、安全な実験環境を提供することでイノベーションを促進する取組みです。

このことは、TokenMarketが提供するデジタル・トークン・プラットフォームが、英国の準公的機関から承認を受けていることを意味しています。

 

FCA監視下でのSTO実施

この発表の最も注目すべき点は、FCAの管理下で1千万ポンドのSTOが行われるということです。
すなわち、これは英国にとってのSTOに対する公的試験、あるいは社会実験としての性質を持つSTOである、ということです。

このSTOが成功した場合、英国における今後のSTOのモデルケースとして扱われる可能性があり、そしてまた英国の準公的機関によるSTOの成功は、EU諸国の規制当局に対しても大きな影響を与えることにもなるでしょう。英国だけでなく世界中のブロックチェーン関連業界が、この取り組みに対して注目することは間違いありません。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です